足関節の機能障害で保険会社提示が約４３０万円だったのを約１０００万円で示談した例

依頼者（５０代男性、自営業）は、店舗経営をしていましたが、店の顧客の駐車を誘導していたところ、アクセルとブレーキを間違ったのか、突然、顧客は車を急発進させ、依頼者を轢いてしまいました。

依頼者は足の骨折などのケガをしました。治療を続けたものの、足関節の可動域に制限を残してしまい、後遺障害等級１２級の認定がなされました。

依頼者は、保険会社から約４３０万円の賠償額提示を受けましたが、これは自営業者である依頼者の休業損害や後遺障害逸失利益を認めないもので、不満を抱いた依頼者は当事務所にご相談・ご依頼をされました。

受任後、依頼者の確定申告資料、損益計算書のみならず、月次売上資料をもとに休業損害があることを示し、また逸失利益も認められることを示して、保険会社との交渉を行いました。

何度かやりとりをした後、最終的に約１０００万円での示談をしました。

当初の保険会社提示額（約４３０万円）から約５７０万円増額した約１０００万円で示談解決することができました。