交通事故に遭ったら

交通事故はいつもと変わらない日常を過ごしていたとき、突然起こるものです。

そのため、ほとんどの被害者の方は事故に遭ってしまうと、「これから一体どうすれば良いか分からない。」とお悩みになられることが少なくありません。 

また、交通事故に遭った後の対応も、はじめて交通事故に遭った方がほとんどなので、

「保険会社から賠償金が提示されたけれど、賠償金額が妥当なのか分からない」

「保険会社から急に治療費の打ち切りを告げられた」

「保険会社から交通事故の被害者である自分にも過失があると言われている」

といったお悩みを抱えられて、当事務所にご相談をいただくケースがよくあります。

交通事故被害者の方のご相談の中で、特に保険会社とのやり取りは大きな負担となっていることが多いです。

事故によるお怪我で心身の不調があるところに、平日の日中にかかってくる電話に対応するのは相当のストレスです。

特に「そろそろ治療を終えてほしい」との連絡がくるのは、まだ治っていない被害者にとって大きな負担でしょう。

中には、「むちうちの治療は最長6か月です。」とか、「この程度の事故では治療は3か月までしかみられません。」とか、まるで明確に決まっているかのように断言してくる保険会社担当者もいます。

しかし、そのようなことはなく、本当は治療が必要なのに、保険会社に言われて治療をやめてしまうと、身体の面でも賠償の面でも被害者の方は不利益ばかりを受けてしまいます。

治療中の段階で弁護士に依頼する場合、保険会社とのやりとりはすべて弁護士が窓口となるので、被害者の方が保険会社とやりとりすることはなくなります。

人によってはこれだけでも大きな安心感が得られることがあります。

また、保険会社も営利企業である以上、賠償金をできるだけ低く抑えようと交渉をしてくる傾向もあり、必ずしも適正な賠償金が支払われないこともあるのです。

しかし、交通事故賠償についての知識を持っていない被害者は、「保険会社は交通事故問題の専門家なのだから、提示している賠償金額は適正なものなのだろう」と思ってしまい、保険会社から提示された賠償金額に疑問を持たずに示談提示を受け入れてしまう方も少なくありません。

この時、交通事故問題の専門化である弁護士が対応すれば、弁護士が保険会社と交渉することによって、賠償金を提示額より多く受けられることが多いのです。

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