労働災害の事例はこちら

死亡事案で保険会社提示が約3000万円だったのを裁判で約5500万円獲得した例

事故とケガの内容

依頼者の母(70代女性)は、横断歩道を歩行中、信号を見落とした車に轢かれ亡くなってしまいました。

依頼の経緯

依頼者は母を亡くし、大変なショックを受けていました。

この先に保険会社から示談提示が来ることはわかっていましたが、とても自分で対応をしたいとは思わないということで、当事務所にご相談・ご依頼をされました。

弁護活動

受任後、依頼者と綿密な打ち合わせの上で、当方から保険会社に対して、約7000万円の損害賠償請求をしました。

後日、保険会社から約3000万円の賠償額回答がありました。

これでは適正な慰謝料、逸失利益(年金分、家事労働従事分)に到底満たないと判断されたことから、裁判所への訴訟提起解決を図ることとしました。

訴訟では、主に逸失利益の生活費控除率家事労働の有無等について争われましたが、最終的に裁判所は約5600万円の和解案を提示しました。

これを双方が受け入れ、裁判上の和解が成立しました。

結果

保険会社提示額(約3000万円)から2600万円増額した約5600万円の賠償金を獲得することができました。

 

関連記事

「70代以上」の関連記事

「保険会社の提示金額」の関連記事

「家事従事者」の関連記事

「後遺障害認定~示談提示前」の関連記事

「車対歩行者」の関連記事

「逸失利益」の関連記事