左右両手関節の機能障害で保険会社提示が約350万円だったのを約1900万円で示談した例
事故とケガの内容
依頼者(40代男性、会社員)は、自動車で走行中、対向車線から右折で路外施設に入ろうとした加害車に衝突される事故に遭いました。
依頼者の両手関節のTFCC損傷や頚椎捻挫、耳鳴り等のケガは重く、3週間程度の入院と1年半程度の通院治療を強いられました。
自賠責保険の後遺障害等級としては、左右両手関節の可動域制限(機能障害)につき、それぞれ12級、頚部痛につき14級、耳鳴りにつき14級、これらを併合して11級の等級が認定されました。
依頼の経緯
保険会社からは約350万円の賠償額提示がなされていましたが、依頼者は金額に疑問を感じて、当事務所にご相談・ご依頼をされました。
弁護活動
保険会社の賠償額提示は、依頼者の減収や適当な賠償水準を全く無視する極めて不当な額でしたので、正当な金額として、約2130万円の賠償額を当方から提示しました。
金額をめぐって何度かやりとりがなされた結果、最終的に約1900万円での示談となりました。
結果
当初の保険会社提示額(約350万円)から1500万円以上増額した約1900万円の賠償金を獲得することができました。